さすらいの文具&雑貨愛好家

気が向いた時に趣味の文房具や雑貨について紹介します。

Lamy-2000万年筆

 

7月もそろそろ終わりですね〜

次第に暑さが増して、肌がピリピリするほどになってきました。 

 

今回はラミー2000シリーズの万年筆を紹介します。

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 私は本格的な万年筆入門としてこの万年筆を数年前に購入しました。

購入した理由としてはデザインが良いというのと、樹脂製で取り扱いに気を使わないでいいかと考え、この万年筆を選びました。 

 

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 これはペン先です。この万年筆の大きな特徴としては、ペン先の大部分がペン軸に収まっているということです。

普通万年筆といえばペン先に装飾を施したり、しなりを出すためにある程度の長さを確保しているのですが、ラミー2000の場合は実用性とシンプルさを重視しているため、このようにペン先が短くなっているのです。

まさにバウハウスの意匠を表した万年筆だと思います。

 

実際に書いてみると、ペン先が短いのにも関わらず、書き心地はとてもいいです。

ペン先は14金ですが、ロジウムコーティングによって銀色になっています。全体のデザインに統一感を出すための配慮だと思います。

 

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この写真は少しわかりにくいですが、ペン先近くにインク窓があり、ここでインクの残量を確認することができます。ちょうど青色のインクが少し見えていますね。

角度によってこの窓は見えなくなるので、確認したいとき以外この窓が目立つことはなく、デザインに違和感を覚えることはありません。

 

また、ペン軸全体はヘアライン加工という、とてもシンプルなデザインです。

ですが、ただシンプルなだけではなく、樹脂製の安っぽさを消す非常に優れたデザインです。

数年使っていますが、使っていると次第にこの軸にツヤが出てくるんですね。

ペン軸に自分の愛着を刻めるとてもいい万年筆です。

 

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これはノートに書いた時のイメージ。

ペン先の太さは確かEFだったと思います。字の太さはアルスターのEFとそれほど変わりません。

(書き味はもちろん全然違いますよ!)

 

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ノートに置くと、シンプルなんだけど存在感がありますね。

ちなみに、ラミー2000は樹脂製で軽いので、キャップをペンの後ろにつけて筆記したいという方にもオススメです。

 

尚、それ以外の機能としては、本体と一体型の吸入式でのインク吸入。

キャップの装着はネジ式ではなく、嵌め込み式です。

嵌め込み式の欠点としてよくインクの蒸発が挙げられますが、ラミー2000の場合は接合部がしっかりしている為か、蒸発は全く感じられません。

 

ラミー2000はシンプルな中に必要なデザインと機能をすべて入れた、秀逸な一本だと思います。

発売から40年ほど経過していますが、現在でも通用するデザインです。

このことから考えても、優れたデザイン、使いやすさは保証されていると思います。

ラミー製品でサファリやアルスターからいいものを買いたいと思う方や、シンプルイズベストな方にはとてもおすすめの一本です。

LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) 2000 L01-EF 吸入式 正規輸入品

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